●大人気ベストセラー、ハリーポッターシリーズ待望の第5巻『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』がついにフルカラーで登場。受賞歴のあるアーティスト、ジム・ケイとニール・パッカーによる、驚くほど細部まで描き込まれたイラストも相まって、この重厚な一冊は全てのハリー・ポッターファンの本棚の必需品となるでしょう。

●不死鳥の騎士団がハリー・ポッターのホグワーツでの5年目を見守るなか、象徴的なシーンや、トンクス、ルーナ・ラブグッドなどの人気キャラクターたちを描くため、ジム・ケイとニール・パッカーの才能が集結、見応えたっぷりで読者の目を喜ばせてくれます。特大判、上質紙、リボンのしおり、ほぼ全ページカラーで、ハリー・ポッターファンはもちろん、あらゆる年代の本好きな方へおすすめな一冊です。

静まり返った廊下の突き当たりに1つの扉があります。その光景がハリー・ポッターの夢に出てくるのです。ハリーが恐怖のあまり叫び声を上げながら夜中に目を覚ます理由は他にあるでしょうか？間近に迫ったO.W.L.試験や、毒入り蜂蜜のような性格の新任教師、毒舌で不機嫌な屋敷しもべ妖精、あるいは「名前を言ってはいけないあの人」の脅威の高まり、そればかりではありません。ハリー・ポッターは今、ほかでもない魔法省の頼りなさと、ホグワーツの権限の無力さに直面しているのです。そんな状況におかれながらも (あるいは、そんな状況だからこそ)、ハリー・ポッターは、仲間たちの中に、自分の想像をはるかに超える聡明さと意志の強さ、果てなき忠誠心、そして耐え難い犠牲を見つけ出します。

<著者について>

[J.K.ローリング]

J.K.ローリングは、85の言語で6億部以上を売り上げ、オーディオブックとして10億時間以上聴かれ、8本の大ヒット映画にもなった、不朽の人気で時代を決定づけた7冊の「ハリー・ポッター」シリーズの著者である。

ハリー・ポッターシリーズに付随して、彼女は『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』 (原題：Fantastic Beasts and Where to Find Them) を含む3冊の短編をチャリティのために執筆した。大人になったハリーの物語は、J.K.ローリングが脚本家ジャック・ソーン、演出家ジョン・ティファニーと書いた舞台劇『ハリー・ポッターと呪いの子』で続けられた。

2020年、彼女は童話『イッカボーグ』で幼児向け出版に復帰し、その印税を自身の慈善信託であるヴォランに寄付した。最新の児童小説『The Christmas Pig』は2021年に出版された。

J.K.ローリングは、ロバート・ガルブレイス名義で執筆した探偵シリーズを含め、執筆活動で多くの賞を受賞している。また、ヴォラント社を通じて多くの人道的活動を支援しており、国際的な児童養護改革チャリティ団体ルーモスの創設者でもある。

J.K.ローリングは家族とスコットランド在住。

[ジム・ケイ]

ジム・ケイはパトリック・ネスの『A Monster Calls』の挿絵で2012年にケイト・グリーナウェイ・メダルを受賞。

ウェストミンスター大学でイラストレーションを学び、卒業後はテート・ブリテンとキュー王立植物園のアーカイブで働く。テレビのコンセプト・ワークや、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館のグループ展にも参加。

現在はイギリスのノーサンプトンシャーに妻と住み、仕事をしている。

[ニール・パッカー]

ニール・パッカーは、『イーリアス』と『オデュッセイア』の見事なイラスト版で知られ、フォリオ・ソサエティのために多くの古典的タイトルのアートワークを手がけてきた。

最新作『One of a Kind』は2021年ボローニャ・ラガッツィ賞ノンフィクション部門を受賞。

息子とともにロンドンに在住。

[言語] 英語

[著者] J.K. ROWLING / Illustrated by Jim Kay, Neil Packer

[出版社] Scholastic, Inc.

[出版年] 2022年 10月11日

[ページ数] 576ページ

[装丁] ハードカバー

[ISBN-13] 9780545791434

[対象年齢] 9～12歳

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